残暑が厳しい季節になりました。快適で心地よい睡眠時間を過ごすため、まずは寝具をリネン素材に替えてみませんか。さらっとした涼やかな肌触り、通気性と吸水性に優れたリネンは高温多湿な日本の気候に最適。寒暖差のある季節の変わり目にもおすすめです。今回ご紹介するのは日本製の上質な「細番手リネン」100%を使用したコンフォーターケースとピローケースです。

麻100%のベッドリネンは、さらりと軽やかな質感と自然素材のやさしい風合いが魅力です。機能面でも吸湿発散性・耐久性に優れており、春夏秋冬一年を通じて快適さを味わえるのがリネン素材の寝具です。

リネンは天然繊維の中でコットンの約4倍の吸水性があると言われ、水分・湿気をよく吸います。またすぐに発散することで、乾きやすく汗をかいてもべたつかずに接触面はサラサラ。一晩中、快適に使用できます。

リネンは熱の伝導性が大きいため、暑い季節はこもった熱を発散することで、肌にあたる部分に涼しさを感じることができます。一方、寒い季節は繊維の中に空気を取り込み、適度な暖かさをキープしてくれるため、1年を通じて心地よい眠りをもたらします。

通気性・速乾性に優れ、ムレにくく衛生的。特にピローケースなど寝ている間の汗や皮脂のニオイがつきにくいので、清潔感を保つことができます。

ピローケース・コンフォーターケースはご家庭の洗濯機で洗えます。リネンは汚れがつきにくい素材のためお手入れも簡単です。

丈夫な素材でパイピングにより強度もしっかりキープ。洗うほど柔らかく。くたっとした質感に変化してより肌なじみがよくなります。

コンフォーターケース（掛け布団カバー）とピローケースは、リネン素材の中でも高級とされる日本製の「細番手リネン」＝「60番手リネン」を両面に使用しています。

「60番手リネン」とは、細番手の60番の糸で織り込まれた生地で「60リネン」とも呼ばれます。通常はハイファッションなどのアパレル素材として利用され、寝具ではホテルなどで使用されるラグジュアリーリネンとして知られています。薄くて軽く繊細。ふんわり柔らかい優しい肌触りが特長です。

デザインは天然素材の風合いを生かした無地にネイビーのパイピングがアクセントになっています。上質なベッドリネンは清潔感があり、さまざまなインテリアに合わせていただけます。

カラーバリエーションは（写真左から）ホワイト（WH）、オートミール（OM）、ナチュラル（NT）のリネン独特の自然な味わいを楽しめる3色。60リネンのシリーズはすべてオーダーメイド。コンフォーターケースはシングルサイズからキングサイズまで、幅広いサイズ展開が魅力です。

コンフォーターケース（お布団カバー）はファスナーで開くタイプ。内側に留め紐が８箇所付いており、掛け布団のずれを防止します。クイーンやキングサイズの大きめの掛け布団でもズレずにストレスなく使えます。ピローケースは封筒仕様タイプで枕を出し入れしやすく、片手で枕から取り外しできるので便利です。写真のように端を折り込んで使用してください。

細番手リネンのコンフォーターケース（布団カバー）とピローケースは手洗いがおすすめですが、ご家庭の洗濯機で洗っていただけます。最初の2回は若干の縮み・色落ちしますので洗濯用ネットに入れてソフトモードで。脱水は弱で行い、軽く手のひらで叩いてから干すとシワになりにくいです。乾かす際は自然乾燥してください。縮みの原因になりますので乾燥機は避けてください。

※60リネンのコンフォーターケースは、表示のサイズより幅が少し大きめに作られていますので縮んでも使用する上で支障はありません。（洗濯表示を順守した場合）

リネンは速乾性に優れた素材ですが、実際にどれぐらいで乾くのか気になりますよね。今回簡単な実験をしてみました。
（写真左）60リネンの布にスプレーで水を吹きかけて濡らし室温27度でテーブルに置いて放置。
（写真右）5分経過。表面裏面共にさらっと乾きました。

コットン素材に比べるとリネン100%素材は生乾きのイヤなニオイが残らず、乾きが早いため部屋干し向きです。大きいサイズは専用のハンガーなどを活用してサーキュレーターなど風を当てるとより速く乾きます。

毎日肌に触れるものはできるだけ清潔に保ちたいという方にもリネンの寝具はおすすめです。

少しいいものに変えるだけで、おうち時間もおやすみ時間も快適に。暮らしに溶け込むナチュラルな素材、快眠へと誘う心地よい「細番手リネン」の寝具。使うほどなじむリネンの風合いを楽しみながら、末長く愛着を持って使っていただけます。